Oridion Medicalは、イスラエルの医療機器メーカーで、カプノグラフィの大手です。ICSTは、2007年1月にOridion Medicalと選任製造販売業契約を結び、Oridion Medical製品の輸入と国内でのハンドリングを行うことになりました。さらに2007年3月には代理店契約を締結し、国内でのOridion Medical製品の販売も手がけることになりました。そして、2007年9月より国内での本体及び消耗品の販売を開始しました。
オリディオンでは、Web上で手軽にカプノグラフィを学ぶことのできるオリディオン・カプノグラフィ・トレーニングを開講しました。詳しくはこちらをご覧ください
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マイクロキャップ プラスカプノグラフィは、終末呼気二酸化炭素(EtCO2)を測定する機器です。まず、人間の循環器の仕組みを考えてみましょう。肺で取り込まれた酸素は、赤血球と結びつき、血管を通って細胞に運ばれます。そこで酸素は、細胞内でグルコースと反応しエネルギーに転換されます。その結果生じた二酸化炭素は再び赤血球と結びつき、肺に運ばれ体外に排出されます。これが呼吸のメカニズムです。カプノグラフィは、吐き出された二酸化炭素の濃度(分圧)を調べることで、吸い込んだ酸素が実際に消費されているかをモニターする装置です。たとえ空気が体内に強制的に送り込まれていても、この循環系が働いていないなら、細胞はエネルギーを得ることができなくなり、結果として呼気から二酸化炭素が出てこないことになります。カプノグラフィは、呼吸不全が起こっていることを、いち早く知ることのできる装置といえます。呼吸の指標としては、酸素飽和度(SpO2)が広く使われていますが、指先などで測定するため、実際に呼吸が途絶してから反応がでるまで、2~5分はかかるといわれています。脳に血流が届かなくなって脳細胞が死に始めるま3分程度といわれていますから、SpO2でモニタした場合には、脳に障害が残る可能性が高くなります。EtCO2での測定なら、呼吸の途絶を即時に検出できますから、迅速な対応をとることができるというわけです。近年、国内でも麻酔科や救急医療を中心にEtCO2のモニターが見直されてきています。
カプノグラフィはバイタルサインモニタに組み込まれることが多いのですが、Oridion Medicalのマイクロキャップシリーズは、独立したハンディタイプとなっており、単独での使用が可能です。集中治療室、救急救命室、手術室などでの使用をはじめ、一般病棟での使用にも適しています。マイクロキャップシリーズは、サイドストリーム方式の1つであるマイクロストリーム(Microstream)方式を採用しており、50ml/minという少量の呼気サンプルでもEtCO2の検出ができます。サンプルが少量であることから、成人のみならず呼気量の少ない小児、新生児にも使用可能です。サンプリングチューブのバリエーションも豊富で、挿管用から非挿管用まで、さまざまなタイプがあり、非挿管用チューブには同時に酸素を供給できるタイプも用意されています。多品種のサンプリングチューブにより、患者の状態による使い分けが可能なのもマイクロキャップシリーズの大きな特徴となっています。
| 製品名 | 測定可能な指標 |
|---|---|
| マイクロキャップ | EtCO2 |
| マイクロキャップ プラス | EtCO2, SpO2 |
