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社長コラム

2005年6月 1日掲載いちおし『起』業プラン大賞表彰式報告

2005年5月19日に行われた「いちおし『起』業プラン大賞」の表彰式の様子をお知らせします。この催しは、創業・ベンチャー支援センター開業1周年記念として、同センターと中小企業基盤整備機構関東支部中小企業ベンチャー支援センターとの共催で企画されたもので、創業支援セミナーとあわせての開催となりました。さいたま新都心にある産学交流プラザ一階のセミナールームで開催されました。
 定員は100名でしたが、多くの参加者があり、主催者の用意した席が足りなくなるほどの盛況でした。
 受賞者は次のとおりです。

 
最優秀賞 横井博之 株式会社ICST
優秀賞 肥土伊知郎 氏 有限会社ベンチャーウイスキー
中野紀美枝 氏 美肌日記化粧品株式会社
石川敏夫 氏 三洋テグス株式会社
特別賞 山本貴義 氏 有限会社YT-Back
山田幸生 氏 有限会社LifeDream
長江啓介 氏 ぶうすけ(個人事業)
 
●式典

 最初に埼玉県知事 上田 清司氏が演壇に立ち、創業・ベンチャー支援センター開業1周年を祝うとともに、この1年の成果を総括しました。そして、「より可能性を求めて、人はそれぞれ生きています。そして、その可能性を大事にする社会を作っていきたいというのが、私の考えです。ともに可能性を探る、チャンスの多い社会を作っていきたい。」とスピーチを結びました。

 

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上田 清司 埼玉県知事

知事に続いて、中小企業基盤整備機構関東支部長 矢口 富夫氏が壇上に立ちました。矢口氏は、昨年7月に、中小企業総合事業団、地域振興整備公団、産業基盤整備基金の3つの組織を統合して生まれた中小企業産業整備機構の成り立ちと、同組織が行なっている、1)創業・新事業の展開促進、2)経営基盤の強化、3)経営環境の変化への対応、4)産業用地の提供、5)中小企業等の政策情報提供、の充実の5つの業務についての簡単な説明が行われました。また、同組織で行なっている中小企業と地域の活性化について努力をしていくと、話を結びました。

 

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中小企業基盤整備機構関東支部長
矢口 富夫氏

●表彰式

特別賞、優秀賞、最優秀賞の順に、各部門ごとに、まず受賞者のプロフィール紹介が画像とアナウンスを交えてプレゼンテーションされ、そのあと表彰が行われました。最後に、受賞者を代表して弊社の社長横井博之が、お礼のスピーチを述べました。

 

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上田知事から表彰を受ける

 

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弊社の横井が代表して
スピーチを行なった

最後に、審査に当たった18人のアドバイザーチームを代表して、チーフ・アドバイザーの村重 嘉文氏が講評を述べました。
「審査は票が大きく分かれましたが、最終的に得票の多かった順に7人に賞を決めました。それぞれのビジネスプランは、それぞれユニークで、新気性・創造性に富んでおり、事業実績にも素晴らしいものがありました。」と審査の経緯を説明し、「今後どのように活躍されるかは、アドバイザーの先見性、目利きが問われるわけで、ますます順調に業績を伸ばされ、大いに稼いで税金を埼玉県に落としていただきたい」とユーモアを交えて結び、講評を終えました。
 これで、授賞式は終了し、20分ほどの休憩に入りました。

 

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チーフ・アドバイザー
村重 嘉文氏

表彰式の後、別室で受賞者は短時間ですが上田知事となごやかに懇談、記念写真の撮影を行いました。その後で、横井はテレビ埼玉の取材を受けました。

 

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記念写真の撮影

 

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テレビ埼玉の取材

●記念講演
 
 後半のセミナーでは、中小企業基盤整備機構  中小企業ベンチャー総合支援センター アドバイザー 桂 勤氏が「ビジネス創造の考え方と着眼点について」をテーマに50分、休憩をはさんで、(株)ストロベリーコーンズ 代表取締役 宮下雅光氏が「私のベンチャー人生(バーチャルとリアルの融合)」をテーマに60分の講演を行いました。
 桂 勤氏は、ベンチャー起業家が陥りやすい失敗や盲点について、わかりやすい実例を交えて講演しました。また、宅配ピザチェーンを経営する宮下雅光氏は、予定を大幅に変更して、自身の起業の成功と失敗を熱く語ってくれ、非常に感銘深い講演となりました。
●受賞ご挨拶

いちおし「起」業大賞 最優秀賞に弊社ICSTが選ばれたことを大変栄誉に感じております。今回の受賞は、創業し船出したたばかりのICSTを支えてくださった埼玉県創業・ベンチャー支援センター、さいたま市産業創造財団、雇用・能力開発機構埼玉センター、SHOHO 起業家協議会と士業の会の皆様、中小企業振興公社、JETRO埼玉及び金融機関の多くの方々の御支援と、家族の理解と支え、全社員の努力の賜物と大変感謝し、皆とともにこのよろこびを分かち合いたいと思います。
 夢と希望を持ち世界を相手に「循環器に関わる商品でビジネスを循環させる」という理念の下にスタートしたのは昨年の6月でした。私が埼玉で起業した大きな理由は、県が創業・起業を志す者に対して、熱くきめ細かい支援をしていただけるという、願ってもない環境を準備してくれている、というところにあります。
 創業したばかりの頃は夢も大きく、がむしゃらに前に突き進んで行くわけですが、一方現実に直面し、大きな壁に悩む時期もあるものです。今回のイベントに参加をさせていただけたことは、自分の考えを見つめなおすよい機会ともなり、このイベントが今後創業・起業を志しておられる方々にとって、大変良い目標となると思います。
 今回の受賞を機に、御評価いただいたビジネスが継続的に循環し、弊社の目標である「Produce by Japan!」を推進し、更に大きなビジネスの輪として「さいたまより世界へ」広がるよう、今後とも事業発展を実現してまいりたいと思います。

株式会社ICST 代表取締役社長
横井 博之

 

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盾・賞状・賞金目録

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